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元化粧品メーカー社員がメンズ洗顔方法を徹底解説!
今回は正しい洗顔の方法を解説していきます。
メークなどをしない男性でも洗顔はスキンケアのファーストステップで、その後に使う化粧水などの効果を高めるためにも非常に重要です。
価格が高くて質の良い洗顔を使っていても、正しい洗顔方法で洗えていなければニキビや肌荒れのトラブルを引き起こす原因になってしまいます。
ぜひ正しい洗顔方法を身につけて肌トラブルが起きない強い肌作りをしていきましょう!
正しい洗顔方法に向けての注意点
まずは正しい洗顔方法に向けての注意点を見ていきましょう!
朝と晩、毎日洗顔料を使って洗う
洗顔は、朝と晩どちらも洗顔料を使って毎日行うことが大切です。
悪い例としては、下記のような方が当てはまります。
1:洗顔は夜だけしかしない。。。
2:そもそも洗顔料を使わずに水洗いだけしている。。。
このような方もいるのではないでしょうか?
水洗いした場合でも、付着した汗やほこりは取れますが皮脂汚れは残りやすくなります。そして皮脂が残っていると肌の老化や男性が悩むニキビの原因となってしまいます。
また、同時化粧水などのスキンケアアイテムの浸透も悪くなります。
朝だけ水洗いって方も多くいますが、寝ている間でも汗や皮脂は分泌していますので洗顔料を使って余分な皮脂を取り除くことが必要です。
洗顔料は乾燥肌の方は洗い上がりがしっとりする油分や保湿剤を多く含んだものを、脂性肌(オイリー)の方は泡立ちがよく皮脂がしっかり落ちる洗浄力の高いさっぱり目の洗顔を選びましょう。シーズンに合わせて洗顔料を変えるのもオススメです。
洗顔ネットを使って泡立てる
洗顔の剤形にもよりますが、基本的なフォームタイプなどを使用している場合は、洗顔ネットを使って泡立てると、非常に簡単に濃密な泡が作れます。
手のひらで水を含ませながら泡立てても限界があり、きめ細かな泡は中々できません。
試しにUNOのホイップウォッシュモイストで泡立ててみましたが、真ん中の写真が手のひらで泡立てたもので、右の写真が洗顔ネットを使用して泡立てた物です。
全然違いますよね!手のひらで泡立てているのもわざと泡を潰したわけでもなく頑張ってこんな感じです。
このように洗顔ネットを使うことで、きめ細やかで濃密な泡を作ることができます。
ちなみに洗顔ネットの使い方は、下記になります。
洗顔ネットの使い方
1:洗顔ネットをぬるま湯で濡らす。
2:洗顔料を適量(1cm程)取り出して、洗顔ネットの内側に入れる。
3:適当に洗顔ネットを揉むだけで濃密な泡が完成します。
肌に摩擦を与えず、泡で洗い上げる
洗顔によくある間違いで、手のひらでゴシゴシ洗っている方は非常に多いです。確かに一時的に皮脂汚れが落ちている感覚がありますが、肌は非常にデリケートで傷つけてしまい返って肌トラブルの原因となります。
また弱くて弾力のない泡で洗ってしまうと手のひらで洗っているのと変わりない状態になってしまい肌に摩擦を与えてしまします。
洗顔は泡で洗うことが基本になりますので、先ほどの洗顔ネットで作れる濃密な泡が重要になります。
洗い流す際はぬるま湯で
これもよくありガチではありますが、汚れをしっかり落とそうとしてかなり熱めのお湯で洗ったり、お風呂やシャワーの際に一緒に洗顔もして洗い流している方は多いです。
40℃前後のお湯で洗うと、肌に必要な潤い成分を洗い流してしまいますので、少し冷たく感じるくらいのぬるま湯で洗い流すのが一番肌に優しい洗い流し方になります。
またシャワーの場合は、直接顔に当てずに手ですくってすすぐようにしましょう。
メンズ必見!正しい洗顔ステップとは?
ここでは先ほどの注意点を踏まえて、正しい洗顔ステップを解説します。
〜正しいメンズ洗顔ステップ〜
①顔全体をぬるま湯または水で洗う
最初に顔全体を水洗いし濡らします。
②洗顔料を泡立てる
洗顔ネットを使い(なければ手のひらで)テニスボールくらいの大きさになるまで泡立てます。使う洗顔料の目安は大体1cmくらいです。
洗顔ネットを最初に濡らしておく必要がありますが、あまりにも水分が足りないとかなり成分濃度の高い泡が出来てしまい洗浄力や刺激がキツくなりすぎる場合があるので注意しましょう。
③泡を顔に乗せる
額・鼻・両頬・顎の5箇所をポイントに作った泡を乗せましょう。
④Tゾーンを丁寧に洗う
額から鼻筋にかけてがTゾーンです。皮膚が厚く皮脂が多く分泌される部分になるためしっかり丁寧に洗いましょう。皮脂汚れが残りやすい部分で思わずゴシゴシ擦ってしまいますが、泡をやさしくなじませるように洗ってください。
⑤Uゾーンをやさしく洗う
頬や顎の部分がUゾーンになります。この部分はTゾーンに比べて皮脂の分泌が少ない箇所です。また目元は皮膚がかなり薄いため強くこするのはNGでやさしく洗いましょう。洗う時間もTゾーンよりも気持ち短めで大丈夫です。
⑥ぬるま湯でしっかりとすすぐ
目安30℃〜35℃くらいのぬるま湯を手ですくって洗顔料が残らないようにしっかりすすぎましょう。熱いお湯はNGです。
⑦清潔なタオルでやさしく水分を拭き取る
タオルは洗濯した清潔なタオルを使いましょう。ゴシゴシこすって拭き取りがちですが、タオルを顔に当てるようにして水分を拭き取りましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
意外と正しい洗顔方法で洗えている方は少ないです。スキンケアのファーストステップである洗顔で汚れをしっかり落とせていないと、その後にどれだけ良いスキンケア商品を使っても効果が薄まってしまいますし、肌トラブルの元にもなります。
清潔で綺麗な肌を目指すためにも、ぜひ実践をしてみてください!